「こしいぶき」は、コシヒカリに匹敵する食味をもち、高温登熟性に優れた優良早生種として開発されました。

コシヒカリの作付けが市場評価の高まりを受けて、平成元年頃から著しく増大しました。それに伴う単一品種集中による生産コスト増や気象災害への対応が、「こしいぶき」開発の大きな背景としてあげられます。

これまで極良食味付与が難しいとされていた早生種ですが、農家と農業団体及び新潟県の協力により「こしいぶき」はコシヒカリに匹敵する食味をもつ優良早生種として開発することに成功しました。

コシヒカリの作付け比率

産年 H1 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12
作付率(%) 59.0 60.9 63.8 64.3 64.4 63.6 66.2 70.2 73.3 78.3 80.3 81.1

開発への取り組み経過

平成5年度
(1993)
  • 開発チームを農業試験場(現農業総合研究所)で結成

世代促進(沖縄県石垣島での作業風景)
平成6年度
(1994)
  • 開発期間短縮のために沖縄県石垣島において世代促進を開始
平成8年度
(1996)
  • 高温登熟施設整備による高温登熟性の試験開始
  • 地域予備検定ほ(県内5ヶ所)を設置(平成10年まで)
  • 極早生から早生まで高品質・良食味特性を有する優良7系統を育成
平成9年度
(1997)
  • 7系統から5系統を選定し、奨励品種決定現地適応性試験を開始

炊飯光沢による選抜
平成10年度
(1998)
  • 7系統から2系統を選定
平成11年度
(1999)
  • 2系統から1系統(新潟56号)を選定、流通試験を開始
  • 11月に「新潟県奨励品種選定委員会」で新潟56号を奨励品種に選定
  • 品種名の名称投票を実施
平成12年度
(2000)
  • 知事が「こしいぶき」と命名
  • 新潟県奨励品種に採用

開発上の特徴

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