ウワバミソウ緑茎系の栽培と増殖
[要約]
当所で発見した茎に赤みを帯びない緑色のウワバミソウ(地方名みずな)は、色に特徴があるだけでなく、遮光した畑での成育も良好である。また、珠芽による増殖も容易であり、苗の生育が一般のものに比べ良好で、栽培にむく系統である。
[背景・ねらい]
中山間地の活性化対策として地域の自然条件を活かした特色のある特産物の生産が望まれている。その中でウワバミソウは、独特のぬめりや歯ごたえ、調理した時の鮮やかな緑色などが好まれ、県内で比較的多く販売されており、今後は各地で栽培される可能性のある山菜である。
そこで、特徴があり栽培に適したウワバミソウを探索及び増殖して、栽培拡大を図る。
[成果の内容・特徴]
[成果の活用面・留意点]
[具体的データ]
表1 系統別収穫調査(朝日村、2001) 植栽は1箇所に5本を巣植えし、それを1株とした 表2 系統別の発芽率(朝日村,2001) 図1 系統別の珠芽重量階別度数分布(朝日村,2002-2003) 図2 系統別の珠芽重量階別の草丈と根元径(朝日村,2001) 植え込みは2001年4月に実施し、根元径等の計測は2001年9月に実施。
根元径は地際から3cmにおける直径とした。
[その他]
研究課題名:山菜等有望特産作物の成育特性解明と生産システムの確立
予算区分:国補
研究期間:平成14〜16年度
発表論文等:新潟県森林研究所研究報告第45号(2004)
森林研究所 きのこ・特産課 連絡先 TEL 0254-72-1171 FAX 0254-72-0019