活動報告

平成29年度第2回技術セミナー”水稲品種が開く食品産業の未来”を開催しました。

 10月5日(木)に、新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」において、第2回技術セミナー「水稲品種が開く食品産業の未来」を開催しました。
 農研機構中央農業研究センター北陸研究拠点稲育種グループ長の前田英郎様から、「各種用途に対応した水稲品種の紹介」と題し、米の消費動向や実需者ニーズに対応した多くの品種をご紹介いただきました。多様な形態での米の消費拡大に向け、食文化・食習慣の重要性も示唆され、大変興味深いご講演をいただきました。
 次いで、県農業総合研究所作物研究センター参事・育種科長の石崎和彦様から「新潟県が育成した水稲品種の紹介」と題し、水稲品種育成の手順や新潟県が育成した水稲品種の特徴などをご講演いただきました。
 参加者からも活発な質疑があり、新たな水稲品種の食品企業での活用や企業・実需者のニーズに対応した新品種の開発が期待されます。

 

平成29年度総会及び記念シンポジウム”玄米の機能性を探る”を開催しました。

 7月12日(水)に、新潟東映ホテルで平成29年度総会及び記念シンポジウムを開催しました。
 総会では、新潟県農林水産部の目黒部長様よりご挨拶をいただいたのち、門脇会長の議事進行で、平成28年度事業報告、平成29年度事業計画、平成29年度の執行体制などについてご審議いただき、すべてご承認いただきました。なお、本年度から執行体制を強化するため、新たに4名の企画委員を追加するとともに、新たな技術シーズの構築に向けたワーキングチームの設置についても承認されました。
 総会終了後、「玄米の機能性を探る」と題したシンポジウムを開催しました。東北大学未来科学技術共同研究センターの宮澤教授から「玄米の機能性に関する最近の研究動向」、三和油脂㈱の遠藤課長から「こめ油、米糠に関するお話と当社の取り組み」について、それぞれご講演いただきました。
 全粒穀物や日本食などについて、健康機能性、代謝反応など基礎的な知見から、企業における具体的な商品開発まで、玄米の機能性や優位性を改めて確認することができました。

 

平成29年度第1回技術セミナー”新潟県での産学官連携を考える”を開催しました。

 5月25日(木)に、万代島ビルNICOプラザ会議室において、新潟大学地域連携フードサイエンスセンターと共催で第1回技術セミナー「新潟県での産学官連携を考える~産学官連携で新たな市場創出を図ろう~」を開催しました。
 学の立場から、新潟工科大学副学長で当研究会の会長である門脇様から「大学から見た新潟の産学官連携」、官の立場からにいがた産業創造機構(NICO)の内山総括マネージャー、新潟市産業振興財団(新潟IPC財団)の百合岡統括プロジェクトマネージャーからそれぞれの産学官連携事例をご報告いただきました。
 新たな市場創出や技術開発に向けて産学官の連携強化が益々求められています。産学官連携においては官である産業振興機関が、企業ニーズを的確に把握し、大学等の技術シーズを効果的に活用していくことが今後とも重要であると感じられました。

 

競争的資金等による研究活動

 平成28年度採択課題

課題名:酢酸菌・乳酸菌の併用発酵による高付加価値玄米製品の開発
実施年:平成28年度
構 成:バイオテックジャパン(代表機関)、江川技術士事務所、新潟大学
資金元:新潟県「地域資源活用型健康関連産業研究開発支援事業」

課題名:湿熱処理技術による保存性と生理的機能性の優れた玄米米粉開発
実施年:平成28年度~平成30年度
構 成:長岡工業高等専門学校(代表機関)、ブルボン、新潟製粉、東京大学、新潟大学、新潟薬科大    学、悠久山栄養調理専門学校、県食品研究センター
資金元:農林水産省「革新的技術開発・緊急展開事業」

課題名:革新的醸造技術を用いた新しいsakeによる日本酒輸出の産業化
実施年:平成28年度~平成30年度
構 成:新潟薬科大学(代表機関)、金升酒造、越後製菓、県醸造試験場
資金元:農林水産省「革新的技術開発・緊急展開事業」

課題名:新市場創出・米加工技術等開発事業
実施年:平成28年度~平成30年度
構 成:新潟県(代表機関)、ホリカフーズ、まつや、八海醸造、山崎醸造、新潟大学、新潟薬科大学    県食品研究センター、県醸造試験場
資金元:内閣府「地方創生推進交付金」